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型枠大工とは?

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型枠大工ってどんな仕事?
型枠大工ってどんな仕事?
型枠大工は一言でいうとコンクリートの型を作る職人です。
通常、大工さんと聞くと多くの方が建物を組み立てる仕事を思い浮かべるかと思います。

ですが型枠大工の仕事内容は少し違い、主にコンクリートを扱います。
一般住宅はもちろん、マンションや公共施設など様々な建築物は組み立てる前に必ず土台が必要となります。
型枠大工はその土台となるコンクリートの基礎を作るお仕事です。
一見シンプルで簡単そうに感じますが、作業の精密度はミリ単位で求められ、誰でもできるようなお仕事ではありません。
だからこそ習得した技術は希少で、極めれば市場価値が高いスキルとなっています。
型枠大工の仕事内容
型枠大工の仕事内容
ベニヤ板を切断(加工作業)
まず設計図から形状や寸法を拾い出し、加工作業を行うための加工図を作成します。

次に型枠の材料となるベニヤ板を切断し、加工していきます。
この加工作業には型枠大工の経験と知識を要します。
墨出し
水平垂直を確認し、墨で線や印をつけて壁や柱の場所を確保する作業を「墨出し」といいます。
墨で打った線や印に合わせて桟木を打っていくのですが、わずかなズレでも大きな狂いが生じるため、計測器などを使用しながら慎重に行う作業です。
型枠の組み立て
加工したベニヤ板を組み立てていきます。
墨出しで打った印に合わせて柱や壁の形に建て込みます。
コンクリートは重量があり、勢い良く流し込む必要があるため、型枠にはそれなりの強度が求められます。
水平にするための道具を使用しながら慎重に組み立てます。
型枠工事で取れる資格
型枠工事で取れる資格
型枠施工技能士
型枠施工技能士はれっきとした国家資格です。
2級は2年以上、1級は7年以上の実務経験が必須ですが、取得すると型枠大工に関連するあらゆる資格の取得を目指すことができるため、型枠大工として手に職をつけたい方、スキルアップを図りたい方はぜひ取得しておきたい資格です。
型枠支保工の組立て等作業主任者
型枠工事などのコンクリートを使用する現場仕事では、架設設備となる型枠支保工を作ります。
この型枠支保工に不備があると大事故に繋がる可能性もあるため、そういった労働災害を防止するために『型枠支保工の組立て等作業主任者』を配置する必要があります。
この資格は実務経験があれば2日程度の講習のみで取得が可能です。
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